詳細 | かわら版 | 衆議院議員 野田 よしひこ

かわら版 No.1358 『戦い終えて』

2023/05/02

  4月9日に投開票が行われた千葉県議会議員選挙。立憲民主党は改選前の10議席から15議席へと5増することができました。船橋市、習志野市、柏市は複数区ですがトップ当選でした。白井市は1人区ですが新人女性候補が勝利しました。


  4月23日に実施された船橋市議会議員選挙は、定数50人に73人が挑む激戦でした。立憲民主党は7人の公認候補を擁立し、全員当選させていただきました。1位と2位のワンツーフィニッシュなど総じて上位当選でした。


  このように統一地方選挙は前半も後半も堅調でしたが、23日投開票の衆院千葉5区(浦安市と市川市の一部からなる)補欠選挙は、残念ながら惜敗でした。「政治とカネ」の問題で自民党の前職が辞職したことによる補選でしたから、野党第1党は勝たねばならない選挙でした。


  そして、勝てるはずでした。当選した自民党新人の得票率は約30%に過ぎす、明らかに野党に風が吹いていました。しかし、立憲、国民民主、維新、共産の各党が候補を擁立したために、自民党に「お灸をすえる」票が分散してしまいました。1強多弱の構図が選挙結果に表れてしまいました。


  参院大分選挙区補選は一騎打ちの対決に持ち込めましたが、自民新人が19万6122票で当選。立民前職は19万5781票。大接戦になりましたがわずか341票差で敗れてしまいました。


  選挙戦終盤の4月18日、私は空路で大分に向かいました。18時からの大分駅前における街頭演説会、19時半からの候補者の出身地である臼杵市における個人演説会で応援弁士を務めることになっていたからです。しかし、強風のため大分空港に着陸できませんでした。2度にわたり滑走路直前まで降りましたが、断念しました。やむなく北九州空港に降り立った時は、既に大分駅前で街頭演説が始まる18時。タクシーに飛び乗り19時半の個人演説会に向かいましたが、陸路のハイウェイも強風のためスピードを抑えざるをえず、結局間に合いませんでした。


  私がどんなに熱弁をふるっても、341票差を逆転することはできなかったかもしれません。でも、悪天候が原因だったとはいえ、マイクを握るチャンスを失ってしまったことは痛恨の極みです。翌日は国会日程が入っていましたので、すぐに帰京しました。


  衆参5補欠選挙の総括は、党を挙げて早急にしなければなりません。岸田総理の胸中はわかりませんが、G7広島サミット後はいつ解散があってもおかしくはありません。総選挙の準備が急務です。

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