かわら版 No.1293 『立憲民主党代表選』
2021/11/22公職選挙法の下で執行された選挙の私の戦績は、県議選が2勝、衆院選が9勝1敗です。平成8(1996)年に全国1位の僅差(105票)で敗れ、3年8か月浪人しました。「負けず嫌い」というよりも「負けるのがこわい」ため、以来勝ち続けさせていただいております。皆様のお陰です。改めて、深く感謝申し上げます。
党の代表選は通算2勝1敗。初挑戦は2002年民主党代表選。45歳で当選2回にもかかわらず、鳩山、菅、横路という先輩たちに挑みました。痛快に戦い第3位でした。
2011年8月、5人が立候補する激戦の末、2位で決選投票に進み勝利し、第95代内閣総理大臣に就任しました。翌年9月の代表選は4人が立候補しましたが、現職でしたので圧勝することができました。
20人の推薦人を確保することは、私も大変苦労しました。その高いハードルを乗り越えて、19日から始まった立憲民主党代表選に4人名乗りを上げました。以下、アイウエオ順にご紹介します。30日が投開票日ですが、どなたが選ばれてもしっかりと支えていく決意です。
泉健太政調会長は、立候補者の中で最も若い47歳。一方、当選回数は8回と最多。
選挙に強いことはリーダーの必須条件です。自分の選挙区に張り付いて、仲間の応援をする余裕のない人は失格です。泉氏は先の総選挙で、応援弁士として全国を奔走していました。この点については新代表として有資格者であり、他の3人を圧倒しています。
いつもキッチリした髪型ですが、毎回地元の異なるお店で散髪しているそうです。地道な努力で実力をつけてきた政治家です。
逢坂誠二前政調会長は62歳。清新さに欠けるかもしれませんが、逆に安定感は抜群。
北海道ニセコ町長時代は、独創的な発想で地方自治の旗手として注目されていました。組織をマネジメントする能力、地に足のついた政策を立案する実務能力の高さには定評があります。
新型コロナ対策についても党の先頭に立ち、数々の政策提案をとりまとめてきています。
小川淳也元総務政務官は総務省出身の政策通。
映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」で注目されるようになりました。地元は香川1区。3代目の世襲政治家であり、親族が地元の新聞・テレビ・ラジオを経営する平井前デジタル大臣がライバルです。先の衆院選では、その「王国の王」に「パーマ屋のせがれ」がついに勝ちました。
彼の勢いが党勢拡大につながるかもしれません。
西村智奈美元厚生労働副大臣は、唯一の女性候補。選択的夫婦別姓の早期実現やジェンダー平等を掲げる政党ですから、女性代表も有力な選択肢です。
49歳で母となり、就学前の男児を子育て中です。激務の政治活動と両立させるタフネスには頭が下がります。穏やかな笑みを絶やさない包容力のある人ですので、チームワークの要になれるでしょう。