かわら版 No.1271 『まもなく船橋市長選』
2021/05/31沖縄を除く9都道府県を対象にしていた緊急事態宣言の期限は5月末でしたが、またもや延長されることになりました。4月23日に東京、大阪、兵庫、京都への発令を決定した時、菅総理は17日間の「短期集中」を明言していましたが、約束を守れず対象を拡大し期限も延長しました。
年明けの1月7日に緊急事態宣言を決めた時も、菅総理は「1か月後には必ず事態を改善させる」と明言しながら、結果として2度も期限を延長しました。総理大臣の言葉が軽すぎます。いまや政治不信の震源地は官邸です。
東京は今年に入って「非宣言」の期間はほとんどありません。すると、国際オリンピック委員会(IOC)のコーツ副会長が「緊急事態宣言下でも五輪開催可能」と、助け舟を出してきました。東京五輪・パラリンピックについて、総理は「人類が新型コロナに打ち勝った証し」と位置づけていたはずですが…。
無定見な菅政権に翻弄されないように、自治体の長は確かな人物を選ばなければなりません。人口64万人の船橋市のトップを決める船橋市長選挙は、6月13日告示、20日投開票です。私が総支部長を務める立憲民主党千葉県第4区総支部は、現職の「まつど徹」氏を推薦決定しました。
平成25年夏、まつど氏が市長選に初挑戦して以来、ずっと一貫して支援してきました。当初は「船橋の市長が松戸かよ」と揶揄されるたびに、「いいじゃないですか。船橋は衆議院議員だって野田ですから」と反論し、東葛の地名連想を逆宣伝しました。
その後2期8年。まつど氏は様々な分野で行政手腕を発揮してきました。私は教員が子ども達に向き合うことに集中できるように、市独自のスクールカウンセラー、ソーシャルワーカー、ロイヤーを配置し、非教員のサポート体制を強化したことを高く評価しています。
新型コロナウイルス対策においても、いち早くドライブスルー方式のPCR検査外来を実施しました。状況を把握して的確な対応を行うため変異株の検査も実施しています。船橋市独自の取り組みに果敢に挑戦しています。
市民意識調査では7年連続で市に「愛着がある」人が8割を超えました。引き続き「船橋に住んで良かった」「船橋で生まれて良かった」と、実感できる地域づくりに努めてほしいと思います。
特に、船橋市独自の児童相談所の開設に強く期待しています。財政上の制約、専門スタッフの確保など、様々な課題があることは承知しています。しかし、子育て世代の熊谷俊人・千葉県新知事も児童相談所の増設にはよき理解者だと思いますので、県との連携には十分期待できると思います。
以上のような観点から、私は「まつど徹」氏の3選に向けて、全力で応援する決意です。ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。