詳細 | かわら版 | 衆議院議員 野田 よしひこ

かわら版 No.1113 『1年間大変お世話になりました』

2017/12/25

  手帳をめくりながら振り返ると、改めて本年は激動の年だったとつくづく思います。


  第193通常国会は、安倍総理の施政方針演説に対する私の民進党を代表しての質問から、150日間の論戦の火蓋が切られました。共謀罪など問題の多い法案が強行的に採決されたり、森友・加計をめぐる疑惑は深まる一方でしたが、丁寧に説明責任を果たそうとする姿勢が全く見られないなど、1強体制のおごりが浮き彫りになった国会でした。


  6月18日に国会が閉会された直後に行われた東京都議選(6月23日告示、7月2日投開票)では、自民党が大敗し、小池百合子東京都知事が率いる都民ファーストが大きく躍進する結果となりました。しかし、民進党は埋没し、惨敗を喫しました。その厳しい総括を終えた後、私は7月25日、責任をとって幹事長を辞任すると表明しました。


  この間、党勢拡大のために、宮城、福島、山形、秋田、群馬、茨城、山梨、神奈川、新潟、福井、愛知、奈良、滋賀、兵庫、広島、福岡、長崎と東奔西走しました。


  9月1日、衆参両議員のみならず地方議員や党員・サポーターにもご参加いただいた党首選挙では、前原誠司議員が新代表に選ばれました。そして、9月28日、憲法第53条に基づいて野党が要求していた臨時国会が召集されました。が、冒頭解散。前原代表は小池知事率いる希望の党に合流するという、賭けに出ました。その後の顛末はご案内の通りです。民進党は、希望、立憲民主党、無所属と3分裂して戦うことになりました。


  10月10日公示以降、党派の別なくかつての同志の応援のため、全国各地を奔走しました。公示日は千葉県内(10日)、続いて新潟(11日)、広島(12日)、大阪・高知(13日)、山形(16日)、愛知(17日)、京都・佐賀(18日)、埼玉(19日)、宮城・福島(20日)と回りました。そして、迎えた投開票日の22日は台風が襲来し悪天候となりましたが、13万票を超えるご支持を頂戴し8期目の当選を果たすことができました。崖っぷちの無所属で戦い、選挙期間中も地元活動は限られていましたが、「船橋党」市民の力を結集していただきました。改めて、心より感謝申し上げます。


  与党を利する結果になった総選挙の後に開催された特別国会(11/1~12/9)においては、衆院財金委で麻生財務大臣の所信に対して質疑も行いました。来年は質問の機会が格段にふえそうです。


  2019年4月に統一地方選、7月には参院選が予定されています。従って、来年2018年は、安倍1強体制に挑む野党連携の枠組みをつくるため、極めて重要な1年になるでしょう。「無所属の会」議員として、野党結集の軸となるよう全力を尽くす決意です。

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