詳細 | かわら版 | 衆議院議員 野田 よしひこ

かわら版 No.1095 『執行部退陣へ』

2017/07/31

  7月25日に開催された民進党両院議員懇談会で、私は東京都議選敗北の責任を取って、幹事長を辞任する意向を表明しました。安倍政権の支持率が危険水域まで落ち込むなか、民進党が政権批判の受け皿になれていません。党務の要である幹事長の責任であると判断したからです。


  責任論は私のレベルにとどめ、蓮舫代表には歯を食いしばって続投してほしいという思いもありました。しかし、結果的には代表も辞任する決断をされました。しっかりと蓮舫さんを支えきれなかったことは、痛恨の極みです。


  そして、何よりもこれまで叱咤激励していただいてきた皆様のご期待にお応えできず、誠に申し訳ありません。深くお詫び申し上げます。今後は、党再生を賭けた代表選挙を実施するプロセスに入ります。党を前進させる契機にしなければなりません。一方、新執行部が発足するまでの間、党務に空白を生じさせるわけにはいきません。


  森友・加計疑惑の解明や稲田防衛大臣への追及は、同僚議員たちの奮闘により、安倍政権をますます窮地に追い込んでいます。引き続き、閉会中審査を実現させ、野党第1党としての責任を果たしていかなければなりません。


  10月には、愛媛3区と青森4区で衆院補欠選挙が行われます。両補選は都議選で自民党が大敗を喫してからの初の国政選挙となり、与野党の総力戦の構図となります。8月、9月はその態勢づくりにおいて、極めて重要な時期となります。解散・総選挙の可能性も十分ありますので、その準備を怠るわけにもいきません。


  脱力感に陥って休んでいる猶予はありません。次走にしっかりとバトンタッチするまで、全力を尽くす決意です。


  

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