かわら版 No.1041 『「アラ還」の決意』
2016/05/23私の誕生日は、5月20日。59歳になりました。アラサー、アラフォー流で表現すると、還暦近くの年齢は「アラ還」と呼ぶそうです。昔の時代劇の俳優みたいな響きで、益々年寄り臭く感じられます。ハッピーな気分にはとてもなれません。でも、わが千葉県が生んだ偉人を思い出し、気を取り直しました。
伊能忠敬は、傾きかかった佐原の名家に養子に入って家業を建て直し、52歳の時に後継者に家督を譲ります。隠居後は大好きだった天文・暦学を本格的に学び、1800年、55歳になって全国を測量する旅に出ます。自動車や電車はもちろん、自転車すらなかった時代です。当時は「人生五十年」でしたから、今でいうと80歳くらいに相当するのではないでしょうか。
忠敬は、それから足かけ17年かけて日本全土を歩いて測量し、史上初めて日本の正確な地図「大日本沿海輿地全図」を作成しました。地図が完成した時は、70歳を超えていたことになります。江戸時代における「古来稀なり」の古稀は、現代ならば百歳に匹敵するでしょう。
私も、まだ老け込むわけにはいきません。7月の参院選が近づいてきましたので、忠敬を見習い、大いに発奮して同志の応援のために全国を行脚する決意です。
衆院の解散・総選挙も同時に実施する「ダブル選挙」の可能性も十分にありえると思います。熊本では約1万人もの人たちが厳しい避難生活を余儀なくされています。今後約2か月間は、震度6の余震を警戒しなければなりません。こんな時に解散するとしたら、人としていかがなものかと強く思います。普通は考えられません。でも、安倍総理ならやりかねません。
ということで、エンジン全開で全国を回ります。既に先週は、新潟、愛知(2回)、福岡、山形でマイクを握りました。今後もフル回転で党勢拡大に努めます。