かわら版 No.893 『年頭のご挨拶』
2013/01/07
新年あけまして
おめでとうございます
地元の皆様の長年にわたるご支援により、482日間、内閣総理大臣という重責を務めさせていただきました。内外ともに重要課題が山積する中、先送りせず決断する政治を心掛けたつもりです。困難な状況下における政治決断の連続でした。国論を二分するような大きな課題についても、ぶれずに真正面から立ち向かいました。
その評価は歴史にゆだねますが、私自身は国家・国民のために自らの力を出し尽くしたと思っています。全力投球の日々でした。
しかし、昨年末の総選挙では、民主党は完敗しました。敗軍の将が兵を語るべきではありませんが、国民の皆様のご期待に十分にお応えすることができなかった3年3か月にわたる政権運営・党運営をしっかりと総括しなければなりません。その真摯な反省と教訓を踏まえ、再び民主党に政権を任せたいと思っていただけるよう、党の再生を図らねばなりません。
勿論、私が前面に立つわけにはいきません。海江田代表を中心とする新執行部を一兵卒として支えていく決意です。少なくとも代表経験者が後ろから弓を引くようなことは、厳に慎みたいと思います。
また、今年は久し振りに、地元活動を精力的に行いたいと思います。総理在任中は選挙期間も含めて、全く地元に戻れませんでした。それにもかかわらず、6期目の当選を果たさせていただいた皆様へのご恩返しは、初心に立ち返り皆様の声を国政に反映させることに尽きると思います。一人一人の声に真剣に耳を傾ける、私の政治活動の原点に戻る決意です(但し、朝の街頭活動は警備の関係上、当面控えさせていただきます。誠に申し訳ありません)。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。