かわら版 No.981 『新たな気持ちで国政に臨む』
2015/01/261月26日、いよいよ通常国会が召集されました。6月24日まで150日間続く長丁場です。岡田克也新代表を中心とした「オール民主」体制で、格差是正や安全保障法制などの政策課題について安倍政権としっかりと議論をしていきたいと思います。
岡田代表には、国会質疑の先頭に立ってもらわなければなりません。私が国会対策委員長を務めた2003年は、党首討論はもちろん予算委員会等の舞台もフル活用して、当時の小泉総理VS菅直人代表の直接対決を13回実現しました。政権与党と野党第1党の党首が渡り合う機会をできるだけつくることは、2大政党化への機運を高めていくでしょう。明日からでも総理大臣が務まる器量と覚悟をもった岡田代表なら、それができると確信しています。
私は、引き続き党の最高顧問をお引き受けしました。併せて、「東日本大震災復旧・復興推進本部」の本部長に新たに就任しました。大震災発災の半年後に発足した野田政権は、復興の財源づくりと復興庁の新設、復興交付金や復興特区の創設などを手掛けました。いわば、復興を加速させるための道具立てをする役割でした。それらが安倍政権の下でしっかりと機能しているかどうかの検証も含め、被災地の声をしっかりと国政に反映する決意です。
被災地は東北3県だけではありません。千葉県も津波や液状化の被害がありました。その事も忘れずに対応していく所存です。
このような具体的な実務も、今後は積極的に取り組んでいこうと思っています。というのも、内閣総理大臣を経験したとはいえ、まだ年齢は57歳です。一丁上がりになるには早過ぎます。ちなみに、「時事放談」などでご活躍の野中広務先生の衆院初当選は57歳の時でした。その後、自民党幹事長や官房長官等の要職を歴任し、存在感のある政治家になられました。私も負けないよう国民のために精力的に働きます。
当然、船橋を代表して国政に参画しているわけですから、地元のためにも汗をかきます。2013年1月の「船橋にんじん」に続いて、昨年12月は「船橋なし」が特許庁から地域団体商標登録として認可されました。この2年連続の地域ブランド登録の実現には、少なからず後押しさせていただいたと自負しています。地元船橋の地域活性化においても、非公認キャラクター「ふなっしー」に負けないように頑張るつもりです。