詳細 | かわら版 | 衆議院議員 野田 よしひこ

かわら版 No.959 『統一地方選にむけて』

2014/07/22

  13日に投開票が行われた滋賀県知事選挙において、前民主党衆院議員の三日月大造候補が自公推薦候補などを破り初当選しました。上から目線の安倍政権が擁立した上から目線の官僚出身候補よりも、「草の根自治」県政を地道に唱えた実直な三日月候補の姿勢が支持されたのでしょう。ゆめゆめ民主党が復調したなどと勘違いしてはいけないと思います。

  4月末に行われた衆院鹿児島2区補欠選挙においても、前民主党衆院議員の打越明司候補も敗れたとはいえ善戦でした。鹿児島、指宿、南九州の本土の3市では打越候補の票数のほうが多かったのですが、奄美などの島々で自民候補に届かなかったのでした。この結果を「安倍政権が信認された」と報じたメディアもありましたが、私は違和感を覚えました。

  「1強多弱」と言われていますが、しっかりとした非自民の候補者を立てれば十分に自民党と勝負できる、これが私の実感です。大本営発表のごとく現政権にとって都合のいい報道を繰り返す御用新聞化した一部のメディアや、権力の顔色ばかりをうかがっているかのような一部の放送局もありますが、自民党1強という状況に不安を感じている国民も多いのではないでしょうか。

  千葉県においてもその兆しがあります。5月に実施された野田市議選において、民主党公認候補は4年前には1人しか当選できませんでしたが、今回は3名が当選を果たしました。これまた民主党の党勢回復と早合点してはならず、あまり自民党が調子に乗りすぎたり有頂天にならないように有権者が警告を発しているのだと思います。

  来年4月の統一地方選挙が正念場です。さる7月18日、民主党千葉県連総支部長・幹事会合同会議が開催され、船橋市選挙区における県議選及び市議選の公認・推薦候補予定者が決まりました。

  千葉県議会議員は、長年にわたり堀江はつさんが務めてこられ、県政の発展に大きく貢献してこられました。堀江さんは総支部幹事長も兼ねられ、地元を留守にしがちな総支部代表である私を献身的に支えていただきました。彼女のお蔭で、私は国政に専念できました。彼女のお蔭で、前回の総選挙は地元に全く帰れませんでしたが、勝利することができました。その堀江県議がこのたび勇退されることとなり、「野田たけひこ」市議(53歳)が後継の県議候補予定者となりました(近く開かれる党本部常幹で正式決定)。堀江県議には引き続き総支部幹事長に留まっていただき、各級選挙の陣頭指揮をしてもらいます。

  船橋市議会議員選挙については、現職の「斉藤まこと」(46歳)を公認、「津曲俊明」(37歳)を推薦することに決定しました。新人候補予定者は、衆議院議員秘書の「三橋三郎」(35歳)を公認、病院役員の「岡田とおる」(45歳)を推薦することとしました。

  全員当選をめざして、全力で頑張ります。
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